【40代無職の現実】何もない僕が人生を立て直すためにやった3つのこと

40歳になったとき、ふとこう思ったんです。

「俺、何も持ってないな…」

会社を辞め、無職になり、貯金もスキルも人脈もない。
気づけば、ただ年齢だけを重ねた“中年”になっていました。

学生時代に描いていた理想の大人像とは、あまりにもかけ離れている。
このまま年を取っていくだけの人生に、強い不安と焦りを感じました。

でも、そんな“何もない40代”の僕でも、人生を立て直すことはできたんです。
もちろん、魔法のように一瞬で変わったわけではありません。
ただ、ある「3つの行動」を始めたことで、僕の中に少しずつ希望が生まれてきました。

この記事では、僕がどん底の状態から人生を再構築するために実践した「やってよかった3つのこと」を紹介します。

もし今、あなたが「もう遅い」「何をしていいかわからない」と感じているなら、
この経験がきっとヒントになるはずです。

第1章:無知を認めてから始めた「情報収集」

40代になってから、僕はようやく気づいたんです。

自分は何も知らない──いや、「知ろうとすらしてこなかった」ことに。

社会の仕組みも、お金の知識も、歴史の意味もわからない。
それなのに、心のどこかで「自分はやればできる」と思い込んでいた。
今思えば、これは本当に危険な思考でした。

そんな思い込みを壊してくれたのが、ある1冊の本でした。
それが、橘玲さんの『バカと無知』という本です。

この本を読んで、僕はようやく「自分は無知だった」と認められました。
恥ずかしかったけど、それ以上に、学ぶことで人生は変えられるかもしれないと気づけたのが大きかったんです。

そこからは、自己啓発書、経済や歴史に関する本、心理学など、さまざまな分野の知識をインプットし始めました。

特に驚いたのが「歴史」の面白さです。

学生時代は「ただの暗記科目」として苦手意識しかありませんでしたが、大人になってから読み直してみると、まるで別の学問のように感じました。

なぜなら、歴史は“人類の成功と失敗の記録”だからです。

どう生きるべきか。
何を選ぶべきか。
人は過去にどんな選択をしてきたのか。

そういった思考の軸が、歴史の中に詰まっていると気づいたんです。

情報収集は、ただの知識集めではありません。
自分の考え方や価値観を広げ、これからどう生きていくかの“地図”を描く作業でもあります。

もしあなたが「今のままではまずい」と思っているなら、
まずは1冊の本を手に取ってみてください。
それが、自分を知り、人生を変える第一歩になるかもしれません。

第2章:動詞で洗い出した「自己分析」

情報収集によって世の中のことを少しずつ理解できるようになると、
次に必要なのは──自分自身を知ることでした。

正直、それまでの僕は「自分が何をしたいのか」すらよくわかっていませんでした。
自信もないし、やりたいことが見つからない。
だからといって、このまま何となく歳を重ねるのは、もうイヤだと思ったんです。

そこで始めたのが、自己分析でした。

とはいえ、自己分析といっても難しいことではありません。
僕がやったのは、「好きなこと」「苦手なこと」「向いてなさそうなこと」を、
できるだけ“動詞”で書き出すというシンプルな作業です。

たとえばこんな感じです。


● 僕が書き出した「好きなこと」

  • 自動車を運転するのが好き
  • パソコンで文章を書くのが好き
  • 料理を作るのが好き
  • 食べたものを分析するのが好き
  • ひとりで旅に出るのが好き

● 苦手・向いてないと感じたこと

  • 大勢の前で話すのが苦手
  • セールストークでモノを売り込むのが苦手
  • 相手の状況に関係なく商品をすすめるのが苦手

こうやって“動詞”で考えると、単なる「好き・嫌い」の感情だけでなく、
実際にどんな行動が自分に向いているかが見えてくるんです。

この作業を通じて、僕は自分が「押し売り型の営業」には向いていないけれど、
「静かに届けるタイプの仕事」なら合っていると気づきました。

自分の“向いている方向”が少しでもわかってくると、
将来の選択肢が広がっていきます。

「好き」をきっかけに、自分の軸を見つけたい。
そう考えているなら、まずは紙とペンを持って、
「〜するのが好き」「〜は苦手」と動詞で書き出す自己分析をやってみてください。

思わぬ気づきが、きっとあるはずです。

第3章:「書くこと」で生きていくと決めた覚悟

自己分析を通じて、自分の「好き」や「向いていること」が見えてきたとき、僕は一つの問いに向き合いました。

これから、自分はどう生きていきたいのか?

年齢は40歳。
再就職も簡単ではないし、特別な資格やスキルがあるわけでもない。
それでも、もう他人の顔色をうかがって生きたくないという強い思いがありました。

そんな僕が見つけた答えは──
「書くことを仕事にする」という道でした。

パソコンで文章を書くのが好き。
頭の中のモヤモヤを言葉にすることで、自分の考えが整理されていく感覚がある。
それに、文章なら人に押し売りする必要もないし、自分のペースで続けられる。

とはいえ、書くことを仕事にするのは簡単ではありません。
今の僕は、ほとんど収入も実績もない駆け出しの状態です。
周囲からは「まだそんなことやってるの?」と冷ややかな目で見られることもあります。

でも、それでも構いません。

なぜならこれは、自分で決めた道だからです。

他人に言われたことに流されて後悔するより、
自分で選んで、たとえ失敗したとしても、納得のいく人生を送りたい。
そう強く思うようになりました。

そして、この「覚悟」が決まってからというもの、
僕の中で何かが変わりました。


✅ 覚悟を決めると、行動力が変わる

会社員時代の僕は、「疲れてるから今日はいいか」と
何かと理由をつけて行動を後回しにしていました。

でも今は違います。

「やると決めたことは、やる」
「できない日はあっても、回復したら必ずやる」

そんなマイルールを持てるようになりました。

結果的に、現在はnoteで毎日記事投稿を継続中です。

誰に認められなくても、結果が出なくても、
少しずつでも続けることが、僕の人生を前に進めてくれています。

まとめ:40代でも、人生は“今から”やり直せる

40歳になったとき、僕は人生のどん底にいました。

無職、貯金ゼロ、スキルも人脈もない。
「何もない」と気づいた瞬間、強烈な不安と後悔に押しつぶされそうになりました。

──これが、いわゆるミッドライフクライシスというものなのかもしれません。

それまで目を背けていた現実が一気にのしかかり、
「もう手遅れなんじゃないか」「もう人生詰んだのかも」と、
自分の未来に希望を持てなくなっていました。

でも、そんな中でも僕は、“やり直したい”という気持ちを捨てませんでした。

そして今でははっきり言えます。

気づけただけでも、まだ間に合う。

40代は決して若くはありません。
でも、人生を本気で見直すには十分な年齢です。

実際、僕が出会った本には「ミッドライフクライシスは80%以上の人が経験する」と書かれていました。
つまり、多くの人が40代で一度立ち止まり、「このままでいいのか」と自問しているということです。

大切なのは、そこで立ち止まって終わるのではなく、
「気づいた今から、どう生きるか」を考えること

僕は「書くこと」を選びました。
まだ収入も実績もないけれど、自分で選んだ道を、自分の意志で進んでいるという実感があります。
だからこそ、毎日を真剣に生きられるようになりました。


🔸最後に伝えたいこと

もし今この記事を読んでいるあなたが、
「もう何もない」と感じているなら──

まだ遅くありません。

むしろ今が、人生をやり直すチャンスかもしれません。

焦らなくていい。
小さな一歩からで大丈夫。
僕自身がその証拠です。

今日からの一歩が、未来のあなたを必ず変えてくれます。
一緒に、自分の人生を“自分の手で”取り戻していきましょう。

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