はじめましてヒロキです。
記事のタイトルになっている
まず最初に言っておきたいことがあります。
「人生終わってるのに気づかないバカな38歳フリーター男」とは誰なのか?
それはボクのことです。
それではまずはボクの自己紹介からスタートです!
簡単に自己紹介
簡単にボクの事を自己紹介すると
大学卒業後に就職するも、パワハラを理由に1年で会社を退職。
それからフリーターとして生活して38歳になっていました。
昼は自動車販売店の事務員、夜は居酒屋店員として働いて年収300万円。
※一応、パソコンを使ったビジネスも個人で細々やってました。
独身、実家暮らしで特に不自由なく生きてきました。
でもいつからか今まで普通に仕事していたのに周囲の空気に違和感を感じました。
避けられているような、どこか距離を置かれているような…。
「なんだろう…、なにか迷惑をかけるようなことをしてしまったかな?」
不安を感じたんですが特に思い当たる出来事はありませんでした。
今までの自分の価値観がひっくり返るほどの衝撃
しばらくしたある日、職場のある女性に恋人ができたと知りました。
それはそれで良かったなと思っていました。
なぜなら人が正しい方向性で幸せになるのはその人にとって良いことだから。
でもそのときに、ふと考えてしまったんです。
「これから先、ボクに好きな人ができたとき、ちゃんと守ってあげられる人間になれるだろうか?」
たまたま第三者の目線で自分を見つめ直したんです。
そのときにとてつもない衝撃を受けました。
ダメだよね、今のままじゃ全然ダメだよね!
今までどれだけ自分で自分の事を考えてこなかったか。
何となくの生活をしてしまっていたのか。
一瞬にして今まで聞かされていたけど理解していなかった事実に気づいて強烈な絶望感に襲われたんです。
メンタルに相当負担がかかったせいか食事はのどを通らなくなり1ヶ月で体重が7キロも落ちてしまいました。
フリーターとして働いている自分自身の存在が恥ずかしくなり今すぐ人生を切り替えなければいけないという焦燥感を強く感じました。
後に調べたらミッドライフクライシスを経験したんですね。
そこで自分自身をいろいろと見つめなおして改善することにしました。
とりあえず2つのアルバイトやパソコンを使ったビジネス活動はすべてやめて
正社員で自動車販売の仕事をスタートさせました、というのが簡単な自己紹介です。
そこで今回は38歳でフリーターとして生きるという事はどういうことか。
リアルな現実をお届けします。
38歳フリーターの現実

38歳という年齢は、一般企業に勤めていれば何かしらの役職を貰うようになったり、結婚して子供ができて家庭を築いたり、独身であれば収入に余裕ができてちょっと人よりも裕福な生活ができるようになりますよね?
でもフリーターという立場は、仕事にほとんど責任がない雑務や簡単な仕事を任されることが多くなります。
責任がないということは、それだけお給料も安くなります。
フリーターは基本的に時給制ですから、年収300万円稼ごうと思ったら、一般的な会社員の労働時間以上に働かないと稼げない金額です。
ちなみにボクの場合は1日14時間労働を週4日はしていました。
じゃあこんな人間が周囲からもたれる印象はどんなことだと思いますか?
・いい歳した大人なのに責任感がない人
・将来を見据えて行動できない人
・いつも時間がない人
このように周囲から思われてしまいます。
じゃあそうなるとどんな現実が待っているのか。
友達がいなくなる
まずは友達がいなくなります。
仲が良かった親戚などもどことなく距離を置かれます。
人はどんな人のまわりに集まると思いますか?
・向上心がある人
・なにかで頑張って活躍している人
などのポジティブな要素がある人の周りに集まります。
フリーターとして働いていると仮にアルバイトの仕事を一生懸命頑張っていたとしても
その努力をほとんどの人が認めてくれません。
なぜなら楽で簡単で責任感がない仕事を一生懸命頑張っていても評価されないからです。
じゃあ友人だと思っている人が会社の仕事の休日を過ごすとき、どんな人と過ごしたいと思うでしょうか?
フリーターと一緒に遊んだりするよりも、向上心を持って何かに一生懸命頑張っている人と同じ時間を過ごした方が有意義な時間を過ごせますよね。
だから今までの付き合いがなくなり友人がいなくなります。
陰で人からバカにされている
もしかしたらあなたがいないときに、かつての友人たちがあなたの話題をだすことがあるかもしれません。
でもその会話内容は確実にネガティブな会話内容になります。
あいつ大丈夫か?いまだにフリーターやってんの?
基本的にはこんな感じの話題しかしてくれません。
だからたまに何かのタイミングで友人と会うようなことがあっても
どこか相手の態度がよそよそしかったりします。
このように感じた時にはすでに相手からあまり近づいてはいけない人の烙印が押されている可能性が高いです。
今がダメだという事を言ってもらえない
人間はある程度、年齢を重ねると何か間違った行動をしたとしても
誰も何も言ってくれません。
「38歳でフリーターなんてダメだよ!」
なんてことは親でも言ってくれなくなります。
なぜなら周囲の人たちは少なくとも過去にあなたに向けてアドバイスや注意は言ってくれているからです。
「そんなことを言ってもらえた記憶はない」という方もいるかもしれません。
それなら注意深く過去の記憶を遡ってみてください。
あなたが気づいてないだけできっと誰かがアドバイスをしてくれているはずです。
アドバイスにあなたが聞く耳を持たなかった場合、周囲はこのように感じるでしょう。
・アドバイスしても聞いてくれない人だ。
・これ以上なにを言っても無駄だ。
・余計なことを言って波風を立てたくない。
こうなるともう誰もなにも言ってくれなくなります。
こんな状態になると最終的にどうなると思いますか?
ある日、自分の人生を振り返った時に衝撃を受けることになります。
でもこれは自己責任として受け入れるしかありません。
人生の選択は、それを選択した自分自身が責任を取らなければいけないからです。
社会的な信頼性がない

フリーターというのは社会的な信頼性がかなり低いです。
なぜならアルバイトという立場は会社の経営がうまくいかなくなると
一番最初にクビにされてしまうのがアルバイトという立場だからです。
アルバイトには基本的に退職金はありません。
企業側が無理してアルバイターの生活を守る義務もありません。
だからなにかトラブルがあった時には簡単に仕事がなくなってしまうのが
フリーターという立場なんです。
じゃあ38歳でフリーターという人間を社会はどのように見ているか。
これからちょっと想像してみてください。
ローンが組めない
住宅や車など、大きな買い物をするときにはローンを組むことが多いでしょう。
一括で買うのは難しい、だったら分割にして無理なく商品を購入したいと考えますよね?
でもフリーターでは簡単にローンを組むことはできません。
なぜならフリーターは不安定な立場だからです。
ボク自身が経験した例ですが、昼間働いている自動車ディーラーで50万円の中古車を購入しようとしました。
一括で車を買うのは無理があったので3年ローンを組もうとしました。
年収300万円あれば審査は通るだろうと思っていましたが、まさかの審査落ち。
働いているディーラーのアルバイトでもローンの審査が通らないんです。
つまりそれだけフリーターという立場は社会的な信頼性が低いことが分かります。
高額な商品を購入するときにはローンを組むことが多いでしょう。
でもフリーターの立場でいると、そういう商品を購入することすらできないんです。
恋人が作れない
38歳フリーターとして生きることを継続していたら恋人を作ることはできません。
なぜなら女性は自分を大切にしてくれる人から好かれたいからです。
そこで女性はどんな男性を好きになりやすいか考えてみましょう。
①道を歩く時に車道側を歩いてくれる。
②重たい荷物を持ってくれる。
③身だしなみが整っている。
④経済力がある。
①②は女性に対する配慮、③は清潔感です。
問題は④ですね。
フリーターに経済力や安定はありません。
結婚を意識した真剣な交際をする場合、経済的な問題は深刻です。
フリーターの収入だと年収300万円ぐらいが本当にギリギリ。
こんな収入の人を女性が相手にしてくれると思いますか?
残念ながらボクは相手にしてもらえませんでした。
人生を楽しめない

38歳でフリーターでいると、本当に人生を楽しめません。
「自分の存在価値って何なんだろう…」
このように自問自答して生きていくことになるでしょう。
※もちろん気にならない人もいるでしょうね。
基本的に人は「人から認められて」「たくさんの人とつながりを持って」
「お互いを高めあう」人間関係ができたときに「安心」を感じます。
人は安心すると「人生楽しい!」って感じるんです。
フリーターは、これらのすべてにおいて満たされないから
「人生楽しい!」ってなることはありません。
つまりは以下の事でわかります。
人から認められない
フリーターは、人から認められません。
友達がいなくなる、という事でも同じことが言えます。
会社員でもない、経営者でもない。
それ以外の人を周囲は胡散臭い人だと判断しがちです。
この烙印を押されてしまうと、誰も自分の言葉や意見に耳を傾けてくれません。
つまり人から認められることはないという事です。
人のつながりが持てない
人から認められないということは、人とのつながりが持てなくなります。
胡散臭い人、というのは普段の日常生活の何気ない行動からわかるものです。
妙に高級感がある服装や時計や財布を持っていて、ビジネスの話にも論理的に答える。
でも想定外の話を振られると急に顔がこわばったり、話が詰まったりする。
これって胡散臭い人の特徴なんですね。
38歳でフリーターという立場は、社会的に隠したいと考えるのが普通でしょう。
じゃあフリーターという立場を隠して人と接したらどうなるでしょう?
ちょっと厳しいラインの会話を投げかけられると、どうしても不自然な会話や態度をとってしまうでしょう。
この不自然さを人は見逃しません。
「この人はなんか隠し事をしている人だな」
このように思われてしまうと、人はあなたに足して不信感を持ちます。
これが積み重なっていくと近づきたくない人になってしまいます。
だから人のつながりが持てなくなります。
安心できない
人から認められない、他人とつながりが持てない。
これは孤独になるという事を意味します。
孤独に安心はありません。
もちろん必要以上に友人を増やせばいいというわけでもありません。
でも孤独だと何かに困ったときに誰も助けてくれませんよね。
なにかつらいことがあって誰かに気持ちを打ち明けて相談したくても
誰も相談に乗ってくれません。
孤独は不安です。
不安な気持ちを持ったままでは安心した生活を過ごせるわけがないんです。
「オレは1人が好きだから、誰もいなくてもいい」
このように考えているあなたは、今だけちょっと冷静になって考えてみてください。
そう思い込もうとしている自分がいませんか?
そう思い込むことで今の自分を正当化しようとしてませんか?
ボクは孤独を常に抱えて生活していたので精神バランスが合わなくて躁うつ病のような状態をずっと繰り返していました。
それは日常的な毎日を安心して過ごせていなかったからです。
だからあなたがもし孤独を感じていたり、孤独なのにそれを良しとして正当化しようとしているなら、まずは安心した生活を手に入れれるアクションを起こしてみてください。
この最初の一歩を踏み出せるかどうかで、あなたの人生は変わります。
まとめ

38歳でフリーター。
これは周囲の人から信頼もされなければ社会的にも信頼されない立場の人間です。
ボクは自身の実体験から、フリーターからは人が離れていきます。
今まで親友だと思っていたぐらい仲良くしてくれていた人が手のひらを返すようにいなくなります。
でもそれは当然のこと、社会的に成功していない人、頑張っていない人は世間からはみ出し者として距離を離されてしまうんです。
この事実を体感したとき、きっとあなたは信頼していた人から裏切られたと感じるでしょう。
実際にボクもそいういう体験をしました。
でも大切なことは人生を諦めないこと。
どれだけ苦しくても人生を挽回するチャンスは確実にあります。
だから、今あなたが感じているネガティブな現状に悲観しないでください。
失った過去は取り戻すことはできません。
でもそこから新しい何かを積み上げて、ほとんどの人ができなかった大きな成功を掴むことだってできるはずです。
あなたが自分の未来を信じられずに諦めた人生を送るもの自由。
大きな失敗をしても成功を夢みて行動するのも自由。
あなたはどの道を選びますか?
ボクならもちろん、ポジティブに行動します。