友達同士はもちろん、ビジネスでも離れた場所で無料で通話できるので便利です。
Skypeなら通話のみならず、チャットやビデオ通話も可能です。
しかも音質もネット通信を使うIP電話としてはかなり聞き取りやすく安定しており、ビデオ会議にも使えます。
今回の記事では使えばかなり便利なSkypeをダウンロードから便利な利用法まで画像を交えて分かりやすく説明していきます。
では早速インストール方法から紹介します。
Contents
Skypeとは
Skypeは2004年に正式版をリリースして以降、進化を続けており今やPCだけでなくスマホやタブレットでも使えるようになりました。
ビジネスシーンにおいても、テレビ会議や面接、資料を共有したりと様々なことができるので活用されています。
何より無料で使えるので相手にも負担をかけません。
Skypeでできる主な機能は以下の6つです。
Skype同士の無料通話
Skype同士のビデオ通話
チャット機能
データの受け渡し
画面の共有
携帯電話や固定電話への受発信
特に副業でネットを通して仕事をする場合、必ずしも相手が近くに住んでいるとも限りません。
仕事のマニュアルを資料でもらうよりも、PCの画面共有を見て通話しながら説明を聞いた方がリアルタイムで質問することもでき、双方向のコミュニケーションを生むことができます。
つまり現代のネットビジネスの現場において、Skypeはなくてはならないツールのひとつだと言えるでしょう。
Skypeのダウンロード方法
では早速、Skype本体のダウンロードから行います。
今回はWindows10の環境で説明しますが、どのOSでも基本的に同じです。
まず、以下のURLをクリックして下さい。
下の画像のようなページが表示されますので「Skype For Windowsをダウンロード」をクリックします。

下に表示されるメッセージの「実行」をクリックします。

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というワーニングが出たら許可する方を選びます。その後、表示された画面の「インストール」をクリックします。

インストールが終了するとSkypeの画面が立ち上がりますので、「はじめる」をクリックすればダウンロードは終了です。

SkypeID作成、確認、変更、削除方法を解説
インストールは終わりましたが、実際Skypeを利用するにはIDの作成が必要になります。ここでは作成・変更・削除とIDについて詳しく説明します。
SkypeID作成方法

では、先ほどの画面の続きからです。まずは①「サインインまたは作成」をクリックし、画面が切り替わったら下の画面の②「作成」をクリックします。あらかじめマイクロソフトのアカウントを持っていれば、それにSkypeを紐づけることもできますが今回は新しく作る方で進めます。

既に利用している携帯電話の番号や、他社のメールアドレスからもIDは作れます。新規にマイクロソフトのアカウントごと作成した方が、将来仕事用とプライベート用で分けたい時に便利かと思います。なので、新規アカウント作成で進みます。
「または、既にお持ちのメールアドレスを使う」をクリックし、「新しいメールアドレスを取得」と次々進みます。

次の画面でメールアドレスを決めます。既に使われているものだと名前を変えるよう促す画面になります。特にこだわりがなければ末尾に数字を何桁か追加しましょう。
その次がパスワードを決める画面です。パスワードは「8文字以上」です。
英語の大文字・英語の小文字・数字・記号(&や#等)を2種類以上含めなければいけないので注意しましょう。

次は名前の入力です。ここで入れた名前が相手に表示されます。仕事で使う場合は相手に分かりやすく社名があれば入れた方がいいでしょう。その次の画面では出た英数字を下のテキストボックスに入力するだけなので、入力して次へを押してください。

最後はSkypeの画面に表示されるプロフィール画像や音、映像のテスト画面です。後からも設定できるので、画像を決めていない人は右上のスキップで飛ばしていきましょう。最後の「連絡先を簡単に検索」と書かれた画面で「OK」を押せば登録完了で、チャット画面が表示されます。
SkypeIDの確認方法

登録も無事完了しましたし、まずは自分のIDを確認してみましょう。Skypeの画面の左上にある「・・・」というところをクリックすると、メニューが開きますので「設定」をクリックします。開いた画面の中の「Skype名」と書かれたところの右側にあるのがあなたのIDです。
IDは「Live:○○○」という形式になっており、○○の部分にはメールアドレスで登録した場合は、メールの@より前の英数字になっています。電話番号で登録した場合はランダムなアルファベットで表示されます。
SkypeID変更方法
タイプミスで変なSkypeIDを取得してしまったという場合や、長く使ってきて心機一転という場合、SkypeIDを変更したいと思われる方もいるかもしれません。しかし、現状SkypeIDの変更はできません。どうしても変えたいという場合は、今のSkypeIDは削除して新しく作り直すということになります。
SkypeID削除方法
では、削除したい時はどのようにしたらいいのでしょう。
その前にひとつ注意しなければならない点があります。それは、SkypeだけのIDを削除することはできないのです。削除するとマイクロソフトのアカウントごと削除となります。もし同じIDで、マイクロソフトのクラウドサービスやメールアドレスを使っていたとすると全て削除されてしまいます。
マイクロソフトの他のサービスは使いたいが、Skypeはもうやめたいという場合は個人情報をすべて消してそのまま置いておくという方法しか現状ありません。

今回作成したようにSkype専用のマイクロソフトアカウントを作成しておけば削除しても何も問題ありません。また、削除した後で移行したいデータが見つかった時も60日間は復活可能ですので安心してください。
Skypeの使い方

Skypeの使い方を簡単に説明します。とても簡単ですので、使っていくうちにすぐ慣れると思います。
- 左上の検索窓からユーザーを探すことができます。検索窓に入力すると候補が出ますので、名前をクリックするとチャット画面が開くので会話することができます。
- 画面の右上のところから、通話とビデオ通話をかけることができます。
- 画面の右下のテキストボックスに入力してEnterを押すとチャットが送れます。ファイルを送信したり、ビデオメッセージを送ることもできます。
その他、音声や動画のメッセージを作成し送ることもできます。グループを作って複数人でチャットやビデオ通話もできますので、ビデオ会議のように使うことも可能です。
Skypeに登録している「氏名」か「SkypeID」が必要です。メッセージを送ると相手には承諾かブロックを選択できる自動送信メッセージが送られます。
Skypeで画面共有の方法
Skypeでは画面の共有ができます。画面の共有とは、デスクトップに表示されている内容を相手のSkype上の画面に表示させることです。
これによって何ができるかというと、PCを使って作業をお願いする際などに、実際のPC画面を表示させながら自分が操作するところを見せることができます。とても便利ですので共有方法のやり方を説明します。

まず、相手にSkype電話をかけて通話中の状態にします。右下の吹き出しとハートの真ん中に四角を2つ重ねたマークがあるのでクリックします。

そうすると画面が変わります。上部の「画面を共有」をクリックすると、画面全部か、特定のアプリケーション画面のみ表示させるか選べるようになっています。画面下真ん中の「共有を開始」ボタンを押すと相手に自分のPCの画面が出るようになります。
Skypeはスマホでも使うことができます。しかし、スマホの画面をPCへ共有することはできません。逆にPCの画面をスマホに送ることは可能です。
Skypeにログインできなくなってしまった時の対処法
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]パスワードを忘れた!
パスワードを忘れた場合は、パスワード入力画面の「パスワードを忘れた方へ」をクリックすると登録したメールアドレスへ初期化するためのコードが送られてきます。コードを入力すると新しいパスワードを再設定することができます。
IDが分からない!
IDが不明の場合は、ログイン画面の「サインインオプション」をクリックすると登録したメールアドレスか電話番号を入れるページが出ます。入力すると連絡先へコードが送信されるので、入力すると一部伏字になったヒントが画面に表示されます。ヒントを元になんとか思い出す必要があります。
IDもパスワードも合っているのにログインできない
まずはSkypeを再起動してみましょう。それでもダメであれば、PC自体を再起動します。再起動しても変わらない場合は、一度Skypeをアンインストールしてからもう一度インストールしなおしてみましょう。
2021年にサービス終了予定のSkype for bisinessとMicrosoft Teamsを徹底比較
Skypeにはビジネス向けの「Skype for bisiness」というサービスがあります。無料のSkypeは個人向けのサービスですが、小規模なやりとりであればビジネスでも使えます。しかし仕事の範囲が広がり、業務に関わる人数やツールが増えると無料のSkypeでは対応が難しくなります。多要素認証などのセキュリティ、多人数での会議やMicrosoftofficeでの共同作業を行うなら「Skype for bisiness」が今まではおすすめでした。
しかし、「Skype for bisiness」は2021年にサポート終了の予定があり、今後は「MicrosoftTeams」へと統合されていきます。新規で登録するユーザーはMicrosoftTeamsを使うことになります。今までの機能は使えて、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれの違いを比較表にしましたのでご覧ください。
Microsoft Teams | Skype for bisiness | Skype | |
最大同時利用人数 | 300人~ | 250人 | 25人 |
---|---|---|---|
多要素認証 | |||
プレゼンス機能 | 「会議中」「外出中」など16種類 | 「会議中」「外出中」など16種類 | 「アクティブ」「取り込み中」等6種類 |
ビデオ会議 | |||
チャットのスレッド化 | |||
オフィスソフトの共同編集 | (別途OneDrive for Businessの契約が必要) |
||
価格 | 540円/月~ | 870円/月~ | 無料 |
公式サイト | MicrosoftTeams | Skype for bisiness | Skype |
MicrosoftTeamsは「Skype for bisiness」の機能はそのままで、よりofficeソフトの親和性やコミュニケーションがとりやすいように進化しています。MicrosoftTeamsは、簡易版を無料バージョンとしてリリースしていますので、一度導入して試してみることをおすすめします。
まとめ
ネットで副業をするとなると、オンラインでの連絡手段を用意することは必須です。
しかし、LINEや携帯電話の番号はプライベート用と考えている人が多いでしょう。
会ったこともなく、仕事上の付き合いのみの相手には教えたくないという人も少なくありません。
Skypeであればビジネス用に別のアカウントを作ることができます。
本格的に導入するならMicrosoftTeamsを入れれば完全に区別し、ビジネス用途に特化させることも可能です。
スマホアプリをインストールすれば外出先でもメッセージを受け取ることができ、大事な連絡を見落とすこともありません。
Line感覚で使うことができるので導入も負担にはならないでしょう。
ネットでビジネスを行うのであれば、取引相手の希望する連絡手段には応えられるようにしておきたいものです。仕事において「報告・連絡・相談」は何より大事ですので連絡ツールとしてSkypeを使いこなしビジネスの幅を広げていきましょう。