40代に入って、「このままでいいのか?」と不安を抱える人は少なくありません。
僕もそのひとりでした。
38歳のある日、ふと現実を見つめ直したときに気づいたんです。
貯金ゼロ、バイト生活、実家暮らし、人間関係も薄く、頼れる人もいない。
「何も築けていないまま、40代を迎えてしまった」
その事実が、胸に突き刺さりました。
若い頃は「いつか本気を出せばどうにかなる」と思っていた。
でも気づけば、社会はもう若さすら評価してくれない年齢に差し掛かっていたんです。
その瞬間、「あ、自分、人生詰んだな…」と心の底から思いました。
このブログ記事では、そんな僕が絶望の中からどうやって希望を見出し、再スタートを切ったのかをお話しします。
特別な才能もコネもない、普通の40代男性が、
ゼロからやり直すために始めたこと、考えたこと、行動したことを、体験ベースで具体的にお伝えします。
今、人生に不安を感じている方にとって、何かのヒントになればうれしいです。
第1章|何も築けていなかったと気づいた40代の現実
38歳のとき、ふとしたきっかけで「今の自分」を見つめ直した瞬間がありました。
それは、コンビニのレジ前で財布を開いたときのこと。
小銭しか入っていないことに気づき、「あと何日で給料日だっけ…」と焦りながらスマホを確認する自分が、やけに情けなく見えたんです。
そのとき初めて、現実と向き合いました。
●お金も、仕事も、自立もない。虚無の現実
気づけば、僕には何もありませんでした。
貯金はゼロ、正社員ではなくアルバイト、しかも実家暮らし。
「まだ若い」「何とかなる」と思っていたのは幻想で、40歳目前になっていたんです。
30代を「準備期間」として過ごしていたつもりが、実際には何も積み上がっていなかった。
この事実に、言葉では言い表せないほどの衝撃を受けました。
●“仲間”だと思っていた人間関係の真実
さらにショックだったのは、人間関係に対する幻想も崩れたことでした。
仲良くしていたつもりの人たちは、実は僕を便利な存在として見ていただけだった。
車を出す役目、食事代を多めに出す役目。
「一緒にいて楽しいから」ではなく、「都合のいい人」として扱われていたと、ようやく気づいたのです。
●求人サイトに突きつけられた“年齢の現実”
あるとき求人サイトを何気なく眺めていて、「応募資格:35歳まで」という文字を見たとき、背筋が凍るような感覚に襲われました。
もう、自分は“若くない”側の人間なんだ。
社会が求めているのは、僕ではない。
そう感じて、体中から力が抜けました。
●最大の問題は「なぜこうなったか分からないこと」
何より怖かったのは、自分の人生がなぜこうなってしまったのかがわからなかったことです。
「なぜ自立できなかったのか?」
「なぜ貯金もキャリアも築けなかったのか?」
「そもそも、何が間違っていたのか?」
――わからない。
ただ、無知であることだけははっきりしていました。
お金のことも、仕事の選び方も、人付き合いの仕方も、何一つまともに学んできていなかった。
その瞬間、僕の心にはたったひとつの言葉が浮かびました。
「人生、詰んだかもしれない」
けれど、今思えばここが「再スタートの始まり」だったのです。
絶望を感じたからこそ、自分を変えようと決意できた。
次章では、その第一歩として僕が何をしたのかをお話しします。
第2章|誰も助けてくれない現実と、“学び直し”を決意した日
人生に行き詰まっても、誰かが手を差し伸べてくれると思っていました。
でも現実は違いました。
40代になって気づいたのは、「もう誰も自分を助けてはくれない」という残酷な事実でした。
●相談できる人がいないという孤独
学生時代なら、親や先生が進路を教えてくれました。
社会人になっても、新人のうちは誰かが指示を出してくれます。
でも、フリーターで38歳を迎えた僕には、もう誰からも何も言われない。
叱ってくれる人も、アドバイスしてくれる人もいない。
周囲の人は、それぞれの人生で忙しく、僕のことなんて気にも留めていませんでした。
「このままじゃヤバい」と感じているのに、何をすればいいかも分からない。誰に聞けばいいかも分からない。
孤独とは、物理的に一人でいることではなく、“誰にも頼れない状態”のことなんだと痛感しました。
●現状を冷静に書き出してみた
不安でいっぱいだった僕がまずやったのは、自分の現状を紙に書き出すことでした。
客観的に今の自分を把握しようと思ったんです。
- 年齢:38歳
- 所持金:ほぼゼロ
- 働き方:ダブルワークのアルバイト
- 居住:実家暮らし
- 対人関係:ほぼなし
- スキル:車と飲食の実務経験、最低限のパソコン操作、ブログやSNS運用の経験少し
- 借金:過去にブラックリスト入り(完済済)
こうして書き出すことで、ようやく自分の「立ち位置」が見えてきました。
そして気づいたのは、“知識不足”こそが最大の課題だということでした。
●無知が怖い。でも、学ぶことは誰でもできる
今まで僕は、世の中の仕組みやお金の流れ、人との距離感など、ほとんど何も知らずに生きてきました。
知ろうともしてこなかった。
それが、人生を詰ませた根本原因だったんです。
でも逆に言えば、今から知識を身につけていけば、人生は変えられるかもしれない。
そんな小さな希望が生まれました。
「無知は罪ではない。でも、知ろうとしないことは、自分の未来を放棄することになる」
この言葉を胸に、僕は本を読み、ネットで調べ、自分なりに「学び直すこと」を始める決意をしました。
次章では、その中で出会った1冊の本『7つの習慣』が、僕の考え方をどう変えてくれたのかをお話しします。
この本との出会いがなければ、今の僕はありませんでした。
第3章|『7つの習慣』が教えてくれた「人生を変える思考法」
本を読み漁っていたある日、僕の人生を変える一冊に出会いました。
それが、世界的ベストセラーであるスティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』です。
この本の冒頭に登場した「主体性」という考え方が、当時の僕にとってはあまりにも衝撃的でした。
●気づかないうちに“人任せ”の人生を生きていた
「主体性」とは、自分で考え、自分で選び、自分の人生に責任を持つこと。
本を読んだとき、思い知らされました。
自分には、その意識がほとんどなかったと。
これまでの僕は、何かに迷ったとき、いつも誰かの意見に従っていました。
- 親が言うからこの道を選ぶ
- 周囲の期待に応えるために動く
- 友達の顔色を伺って合わせる
そのくせ、うまくいかなかったときは「だって人に言われたから」と人のせいにしていた。
自分で選ばずに生きてきたのに、人生が思うように進まないと不満を抱いていたんです。
●「選ぶ自由」と「責任を持つ覚悟」が人生を変える
『7つの習慣』には、こんな一節があります。
あなたの人生は、あなたが選んでいる。選ばされているのではない。
この言葉を読んだとき、頭をガツンと殴られたような感覚がありました。
他人の期待に応えるための人生ではなく、
自分の意思で人生の方向を決める。
そのかわり、うまくいかなくても「自分で決めたんだから自分の責任」と受け止める。
怖いけれど、それこそが“本当に自分の人生を生きる”ということなんだと気づきました。
●僕が選んだのは「学び続ける」という道
この気づきをきっかけに、僕はようやく行動を始めます。
これまで「誰かがやってくれるだろう」と思っていた姿勢を捨てて、自分の意思で“やること”を決めるようになったのです。
- 本を読む
- 調べる
- ノートに学びを書く
- noteやブログで自分の考えを発信する
特別なことじゃなくてもいい。
でも、「自分で選んだことをやる」ことで、少しずつ自分の軸が生まれてきたのを感じました。
第4章|「もう終わりだ」と思った僕を救った、日本の“やり直せる仕組み”
38歳で人生に絶望していた僕は、「この先どうやって生きていけばいいのか」と不安でいっぱいでした。
仕事もない、お金もない、人脈もない。
そんな僕が、ほんの少しだけ前向きになれた理由――それは、「日本には“やり直せる仕組み”が意外と整っている」と知ったことでした。
●「人生詰んだ」は、思い込みかもしれない
当時の僕は、
「40代でバイト生活」
「貯金ゼロ、スキルも中途半端」
という状況に、“もう詰んだ”と完全に諦めていました。
でも、少しずつ知識を入れていく中で、日本には「やり直し」を支える制度や環境がたくさんあることに気づきます。
たとえば――
- 生活保護や住居支援など、最低限の生活を守るセーフティネット
- ハローワークや職業訓練校での就労支援や資格取得支援
- 公共施設での無料Wi-Fiやパソコン利用、図書館の学習環境
- オンラインで学べる無料講座やスキル学習コンテンツの充実
これらを上手に使えば、「何もない自分」でもゼロから人生を立て直す準備ができる。
「詰んだ」と思い込んでいただけで、選択肢は意外と多く残っていたんです。
●「お金がない」よりも「時間がない」方が危険
それまでは、何をするにも「お金がないから無理」と思っていました。
でも、本当に大切なのは、お金よりも“時間”の使い方だと気づきます。
もし、働き詰めではない時間があるなら――
・本を読む
・スキルを磨く
・情報を発信する
・自分と向き合う
こういった時間を積み重ねることで、人生を少しずつ良い方向へ運んでいけると知りました。
特にnoteやブログでの発信は、誰にでも無料で始められて、知識ゼロからでもコツコツ続ければ“価値”になります。
●「働けない=終わり」じゃない
一時的に働けない時期があっても、人生は終わりません。
むしろ、働いていないからこそ使える“時間”をどう活用するかで、未来は変わります。
そしてその時間を“焦り”で潰すのではなく、
“土台作り”に変えることで、人生の再構築が始まるんです。
第5章|知識もお金もなかった僕が、再スタートのために始めたこと
「人生詰んだ」と思っても、環境や状況をすぐに変えることはできません。
だから僕は、まず“今の自分にできること”から始めるしかないと割り切りました。
この章では、そんな僕が実際にやってきたこと、そしてどんな変化が生まれたのかをお話しします。
●まずは「自己理解」を深めた
最初に取り組んだのは、自分を正しく知ることです。
何ができて、何が足りなくて、何に興味があるのか。
今までずっと、自分自身に興味を持たずに生きてきた僕にとって、これはとても大きなチャレンジでした。
ノートを使って、次のようなことを書き出しました。
- 今まで経験してきた仕事と、その中で得たこと
- 楽しかったこと、苦しかったこと
- 得意だと思うこと、苦手なこと
- 「もし自由な時間ができたらやりたいこと」
この作業を通じて、「自分は意外と人の話を聞くのが好きだった」ことや、「文章を書くのが苦じゃない」ことに気づけたんです。
●知識とスキルを“お金をかけずに”積み直した
自己理解が少し進んできたら、次は行動です。
でも、まとまったお金があるわけじゃない。
だから僕は無料でできること、少額で試せることから手をつけました。
- 図書館でビジネス書・自己啓発本を読む
- YouTubeやVoicyで学習系コンテンツを聞く
- noteで無料記事を書いてみる
- ブログを開設し、体験談を発信してみる
最初は反応も収益もゼロに等しかったですが、“行動している”という実感が少しずつ自信に変わっていったのです。
●「完璧じゃなくていい。とにかくやってみる」
以前の僕は、すぐに「どうせ失敗する」「自分には無理だ」と決めつけていました。
でも今は、うまくいかなくてもとりあえずやってみることが大切だと感じています。
noteやX(旧Twitter)に投稿しても、最初は全く反応がありませんでした。
それでも、数日後に「いいね」がひとつ付いたときの喜びは今でも忘れられません。
「自分の言葉が、誰かに届いた」
それだけで、「自分にも何か価値があるかもしれない」と思えたんです。
●少しずつ、未来を描けるようになった
知識ゼロ・スキルなし・人脈なしだった僕でも、小さな行動を積み重ねることで、自己肯定感が少しずつ回復してきました。
今では、こうしてブログを書いたり、noteで発信したりすることが日常になっています。
収益はまだ小さいけれど、「生き方を変えられる可能性」を自分自身で感じられるようになりました。
まとめ|「人生詰んだ」と感じたあなたへ伝えたいこと
僕は38歳のとき、人生のどん底にいました。
お金もない、仕事もキャリアもない、人間関係も薄い――
「何も持っていない自分」に気づいたとき、本気で人生が詰んだと思いました。
でも今は、こうして文章を書きながら、自分の気持ちや経験を言葉にしています。
それが少しでも誰かの役に立てたら嬉しい。
そんな風に思えるようになった自分が、確かにここにいます。
人生はいつでもやり直せます。
40代でも、50代でも、何歳からでも関係ありません。
ただしそのためには、「現状を直視する勇気」と「小さな一歩を踏み出す行動力」が必要です。
僕がやったのは――
- 自分の状況を整理する
- 本を読んで学ぶ
- 自分と向き合う
- 小さな行動を積み重ねる
たったこれだけのことです。
でも、それを“自分で選んでやった”という事実が、心の支えになりました。
人生に「詰んだ」という終わりはありません。
「諦めたとき」が、本当の終わりです。あなたにも、まだできることがきっとあります。
もし今、何から始めていいかわからないなら、まずはノートに「今の自分の状態」を書き出してみてください。
そこから見えてくるものが、きっとあります。
僕もまだ、道の途中です。
それでも、絶望の中から小さな希望を見つけ出せたことは、これからの人生の大きな支えになっています。
どうかあなたも、自分の人生を諦めないでください。
この経験が、誰かの背中をそっと押せることを願って。
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