何をやっても続かない人へ|三日坊主だった僕が変われた“習慣化のコツ”とは?
「また三日坊主で終わった…」
そう落ち込んだ経験、ありませんか?
やる気はあるのに、続かない。
習慣にしたいのに、3日後には忘れている。
「今度こそ!」と意気込んで始めたのに、気づけば元通りの生活。
実は、僕もまさにそのタイプでした。
読書・運動・日記・早起き…。
何をやっても続かず、「自分は意志が弱いからダメなんだ」と思い込んでいたんです。
でもある日、そんな僕にも「続けられるコツ」があることに気づきました。
それは、才能や根性ではなく“やり方”を変えることだったんです。
この記事では、三日坊主だった僕が、やっと変われた“習慣化のコツ”をわかりやすくお伝えします。
- 続けられない理由は何か?
- どうすれば三日坊主を抜け出せるのか?
- 習慣化のために必要だった「3つの工夫」
「自分を変えたいのに続かない」と悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
第1章|昔の僕は、何をやっても続かなかった
「今年こそは変わるぞ!」
そんなふうに意気込んで、何度も新しいことに挑戦してきました。
読書、筋トレ、日記、早起き、資格の勉強……
いろんなことを始めてはみるものの、どれも3日も経てばやらなくなってしまう。
まさに“典型的な三日坊主”でした。
そのたびに、「自分はダメな人間だ」「意志が弱いんだ」と自己嫌悪に陥っていました。
SNSやYouTubeで努力している人を見るたびに、自分との差に落ち込んでばかり。
「自分もあんなふうに続けられたら、もっと成長できるのに」
そう思っては、また新しいことを始めて、また挫折する。
この“挑戦→失敗→自己嫌悪”のループを、何年も繰り返していたんです。
やる気がないわけじゃない。変わりたい気持ちは本物でした。
でも、なぜか続かない。
何をやってもダメな自分に、だんだんと自信もなくなっていきました。
「結局、自分には何も続けられないんだ」
そう思い始めていたのが、当時の僕のリアルでした。
第2章|“続かない原因”に気づいた日
続かないのは、自分の意志が弱いから——
そう思って、自分を責め続けていました。
でも、ある日ふと手に取った本の中に、こんな言葉があったんです。
「習慣は、気合ではなく“仕組み”でつくるもの」
これを読んだとき、「あ、自分はやり方を間違えていたんだ」と気づきました。
思い返せば、僕がこれまでやってきたことは、どれも最初からハードルが高すぎました。
- 毎日30分読書する
- 週3回ジムに通う
- 毎朝5時に起きる
- 毎晩日記を書く
やる前から「よし、完璧にやりきるぞ!」と気合を入れていたけれど、実際には仕事で疲れたり、予定が入ったりして続かなくなる。
そして一度できない日があると、もう全部やめてしまう。
「できなかった自分」に落ち込み、また自己嫌悪に陥る……。
これでは、何を始めても長続きしないのも当然でした。
つまり、問題は“意志の強さ”ではなかったんです。
続かないのは、「行動の設計」に無理があったから。
この気づきが、僕にとって大きな転機になりました。
第3章|やっと変われた“習慣化のコツ”
「意志が弱いから続かない」のではなく、「やり方が間違っていただけだった」
そう気づいてから、僕は“続けるための工夫”を意識するようになりました。
ここでは、実際に僕が試して効果があった3つの習慣化のコツをご紹介します。
🔸コツ①:最初のハードルを“思いきり”下げる
以前の僕は、最初から完璧を求めて失敗していました。
だから、まずはとにかくハードルを下げることを意識しました。
たとえば――
- 読書:1日30分 → 1日1ページだけ読む
- 筋トレ:週3回のジム → 自宅で腕立て5回だけ
- 日記:毎晩1ページ → 「今日の気づき」を1行だけメモ
「これだけでいいの?」と思うくらい小さく設定したことで、気持ち的なハードルがグッと下がりました。
そして不思議なことに、1ページのつもりが5ページ読めたり、5回のつもりが10回できたりする日が出てくるんです。
“始めるまでの負担を減らす”ことで、自然と継続につながっていきました。
🔸コツ②:「やった証拠」を残していく
次に始めたのが、毎日の行動を記録することです。
僕は手帳に〇印をつけるだけの簡単な方法にしました。
これだけでも、「今日もできた!」という達成感が生まれ、やる気が続きやすくなりました。
そして数日間続くと、「ここで止めたくない」という気持ちも出てきます。
これがいわゆる“連続記録の心理効果”で、継続の大きなモチベーションになります。
🔸コツ③:完璧じゃなくていい。「またやればOK」にする
最大のポイントは、「できない日があってもOK」と考えることでした。
以前は「毎日絶対にやるべき!」という完璧主義で、1日抜けただけで全部台無しだと思っていました。
でも今は、「できない日があっても、また明日からやればいい」と考えるようにしています。
続かないのは、完璧を求めすぎていたせい。
「また始めればいい」というゆるさが、僕の心の負担を軽くしてくれました。
この3つの工夫を取り入れるだけで、「やっと続けられた」と実感できるようになりました。
そしてその経験が、僕の中に少しずつ“自信”を育ててくれたのです。
第4章|「続く体験」が自信をつくってくれた
最初は、本当にささいなことからのスタートでした。
読書は1日1ページ。筋トレは腕立て5回。日記は1行だけ。
でも、この“続けられた体験”こそが、僕にとって大きな自信になったのです。
🔸3日続いたことが、すごく嬉しかった
これまで何をやっても続かなかった僕にとって、「3日続いた」という事実だけで嬉しかった。
「今回はちゃんとできてる」
「自分でも続けられるんだ」
そんな手応えを感じたのは、本当に久しぶりでした。
そして気づけば1週間、2週間、1ヶ月……と、少しずつ習慣が根づいていったんです。
🔸小さな成功体験が、自信と行動力を育てた
続けることができると、「やればできるんだ」という感覚が芽生えます。
その感覚は、たとえ小さなことでも、自己肯定感をじわじわと押し上げてくれます。
「できた自分」を認められるようになると、自然と他の行動にも前向きになれる。
行動が変われば、気持ちも変わり、少しずつ人生が動き出すんです。
🔸習慣が変わると、人生が整い始めた
読書を続けることで考え方が変わり、日記を書くことで自分の感情に気づけるようになった。
軽い運動を習慣にしたことで、体力もつき、仕事や日常のパフォーマンスも上がってきました。
そして何より、「今回はちゃんと続けられている」という事実が、
僕自身に対する信頼を取り戻すきっかけになりました。
習慣を変えることは、人生を変えるための第一歩。
その第一歩を“ちゃんと踏み出せた”という実感が、僕の大きな原動力になっています。
まとめ|続けられる人に変わるには「才能」ではなく「コツ」だった
「どうせまた続かないんだろうな」
そう思って挑戦する前からあきらめていた僕が、今では少しずつですが、自分で決めた習慣を継続できるようになりました。
その理由は、とてもシンプルです。
才能や意志の強さではなく、“続ける仕組み”を手に入れたから。
✔ 僕が実践して効果があった3つのコツ
- ハードルを下げる
→ 最初は「1日1分」でOK。始めるまでの心理的な壁をなくす。 - 記録をつける
→ 「できた日」を見える化することで、達成感とモチベーションがアップ。 - 完璧を求めすぎない
→ サボってもリセットOK。「また始めればいい」というマインドが継続の鍵。
これらを実践したことで、僕は「やればできる」という感覚を少しずつ取り戻していきました。
習慣が変わると、自分への見方が変わります。
自分への信頼が芽生えると、やれることもどんどん広がっていきます。
もし今、
「また三日坊主で終わるかも」
「何をやっても続かない自分がイヤだ」
そう悩んでいるなら、どうか今日から小さな一歩を踏み出してみてください。
ほんの少しでも“できた”という体験が、あなたの人生を変えるきっかけになるはずです。