【毎日投稿×92記事】フリーランス初心者が乗り越えた挫折と継続の工夫を公開!
「noteを毎日投稿したら、フリーランスとして稼げるようになるかもしれない」
そんな思いからスタートした僕の情報発信は、92記事目にしてようやく“何か”が見えてきました。
ですが正直に言うと、この92記事はただの投稿数ではありません。
そこには、反応ゼロに落ち込んだ日も、何度も「やめたい」と思った夜もありました。
売上もほとんどなく、本当にこの道で生きていけるのか、不安に押しつぶされそうになる日々。
それでも僕は、書くことをやめませんでした。
この記事では、毎日noteを投稿して40日間で92記事を書いたフリーランス初心者の僕が、どんな挫折と工夫を経験してきたのかを、実体験ベースで正直にお伝えします。
- なぜnoteを始めたのか?
- 反応ゼロの時期にどう乗り越えたか?
- 習慣化するためにやった具体的な工夫とは?
- 継続の先に何が見えたのか?
「フリーランスとしてこれから発信を始めたい」「継続が苦手で挫折しそう」という方にとって、少しでもヒントや勇気になれば嬉しいです。
第1章|最初の壁は“完璧主義”だった
「まずは1本、しっかりした記事を書こう」
noteを始めた初日、そんな意気込みでパソコンの前に座った。
でも、いざ書こうとすると、まったく手が動かなかった。
文章がまとまらない。言いたいことはあるのに、うまく表現できない。
気がつけば、1記事に3〜4時間もかかっていた。
原因ははっきりしていた。
完璧主義だったのだ。
「どうせ出すなら、100点の記事にしたい」
「中途半端な記事を出して、誰にも読まれなかったら恥ずかしい」
そんな気持ちが強すぎて、自分で自分にブレーキをかけていた。
そして、やっとの思いで完成させた記事を投稿しても、反応はゼロ。
読まれない。スキもつかない。誰の目にも触れないまま、静かに流れていった。
「完璧を目指して頑張ったのに、これか……」
正直、心が折れそうになった。
でも、数記事投稿してみて気づいたことがある。
完璧を目指しているうちは、いつまでも投稿できないということだ。
だから僕はあるときから、「60点でもいいから投稿する」と決めた。
出してから直せばいい。反応を見て改善すればいい。
そう考えるようになってからは、少しずつ気持ちが楽になった。
“書くこと”に対するハードルを下げたことで、ようやく僕はスタートラインに立てた気がした。
第2章|アクセスが伸びない日々に心が折れた
記事を書いて、投稿する。
毎日のように繰り返していたこの行動は、慣れれば簡単に思えるかもしれない。
でも、投稿したあとの“反応がない時間”は、想像以上にこたえる。
アクセス数1件。スキ0。コメントもゼロ。
誰かに読まれた気配すらない。
そんな日が何日も続くと、「このまま書き続ける意味はあるのか?」という気持ちが湧いてくる。
noteを始めたのは、会社を辞めてフリーランスとして生きていきたいと思ったからだ。
雇われる働き方ではなく、自分の力で生活を成り立たせたい。
その覚悟を持って飛び込んだ世界だった。
でも現実は甘くなかった。
どれだけ記事を書いても、大きな反応はない。
売上も、フォロワーも、思っていたほどには増えない。
「本当にこの方向で合っているのか?」「このやり方で稼げるようになるのか?」
そんな不安と焦りが、毎日のように押し寄せてきた。
SNSを見ると、成果を出している人ばかりが目に入る。
比べるつもりはなくても、どこかで「自分は何も成し遂げていない」と思ってしまう。
でも、それでも僕は書き続けた。
反応がなくても、数字が伸びなくても、
“今の自分にできること”は、書き続けることしかなかった。
あの時期は、自分の決意を何度も問い直す時間でもあった。
「本当にやるのか?」
「このまま進むのか?」
迷いながら、それでも一歩ずつ前に進んだ。
そして今思えば、アクセスが伸びなかった時期こそが、
自分の覚悟と向き合う大事な期間だったのかもしれない。
第3章|反応をもらえた記事に共通していた“ある工夫”
毎日投稿を続けていると、やがて気づくことがある。
記事によって、反応がまったく違うのだ。
スキがつく記事、コメントをもらえる記事、フォロワーが増えるきっかけになった記事……。
その一方で、まったく無反応の記事もある。
「この差はなんだろう?」
疑問に思った僕は、自分の投稿をあらためて読み返してみた。
スキが多かった記事、コメントをもらえた記事を中心に見ていくと、ある共通点が浮かび上がった。
それは、「感情を隠さず書いている」ことだった。
失敗した話、恥ずかしかった体験、心が折れそうになった日。
自分の弱さをそのまま言葉にした記事のほうが、明らかに反応が多かった。
最初の頃の僕は、どこか“正しく書こう”としていた。
内容を整えすぎて、感情が抜け落ちていたのかもしれない。
でも、うまくいかなかった日も、自信が持てなかった瞬間も、
素直に書いたときのほうが「共感しました」「自分も同じです」といった言葉をもらえることが多かった。
そこで僕は考え方を変えた。
「誰かの役に立つことを書こう」から、「過去の自分が読みたかったことを書く」へ。
うまくまとめようとするよりも、
正直な経験や本音を丁寧に綴る。
それだけで、自然と伝わる文章になった気がする。
文章力やSEOの知識ももちろん大事だけれど、
それ以上に「人に伝えたいという気持ち」がこもっているかどうかが、
読まれる記事になるかどうかの分かれ道なのかもしれない。
第4章|習慣化の壁と“更新リズム”の見直し
92記事を投稿するまでに、僕が一番苦戦したのは、
「文章を書くこと」そのものではなかった。
最大の敵は、“習慣化”だった。
始めたばかりの頃は、気合とやる気でなんとかなる。
でも、それが3日、1週間、10日と続くと、だんだん心と体に疲れがたまってくる。
「今日はちょっと休んでもいいかな」
「明日まとめて書けばいいか」
そんな気のゆるみが、いつの間にか更新ペースの乱れにつながる。
特につらかったのは、反応がほとんどない時期だった。
モチベーションを維持しようにも、成果が見えないと気持ちが続かない。
だからこそ、僕は“続けるための仕組み”を真剣に考えた。
✅ 工夫①:朝の時間をnote執筆に固定する
夜は疲れていて、どうしても集中力が続かない。
そのうち「今日はいいか」となってしまう。
そこで僕は、「朝のルーティン」にnoteを書く時間を組み込んだ。
起きてすぐの30分〜1時間をnote執筆に充てると、驚くほど作業が進む。
疲れていない分、思考もクリアだし、気分も落ち込んでいない。
✅ 工夫②:ネタ帳をスマホで管理
「今日何書こう…」と迷う時間は、意外と消耗する。
そこで、思いついたことはすぐにスマホのメモ帳にメモする習慣をつけた。
日常の気づきや読者の反応、他人の記事から得たアイデアなどを蓄積しておくと、
いざというときに迷わずに取りかかれる。
✅ 工夫③:「完璧じゃなくても投稿する」と割り切る
時間をかけすぎると、結局しんどくなる。
完璧を求めすぎるより、「60点でもいいから出す」と割り切ったほうが続けやすい。
投稿してから改善していくほうが、スピードも上がるし、気持ちも軽くなる。
書くことを特別な作業にせず、生活の一部にする。
その意識を持てたことで、僕はようやく継続の土台を作ることができた。
そして何より大事だったのは、**「毎日続けることが、自分自身への信頼につながっていく」**という実感だった。
第5章|「続けること」に意味はあるのか?92記事目で見えた景色
92記事を投稿し終えた今、ふと思う。
「この40日間、意味はあったのだろうか?」
売上はまだわずかで、noteからの収益だけで生活できる状態ではない。
バズった記事もないし、SNSで拡散されるような華やかな実績もない。
フォロワーも一気に増えたわけではない。
数字だけ見れば、大したことはしていないのかもしれない。
でも、僕の中には確かに変化があった。
まず、自分の中にあった「不安」が、「自信の種」へと少しずつ変わっていった。
会社を辞めてフリーランスになり、「この道で本当にやっていけるのか」と何度も迷ったけれど、
書き続けたことで、「少なくとも自分は、やるべきことをやっている」という感覚が芽生えた。
それは自己肯定感の回復でもあった。
誰にも読まれなかった最初の頃、正直なところ、自信なんてまったくなかった。
でも、記事を重ねるうちに、「共感しました」「自分も頑張ってみます」といった言葉が届くようになった。
その一言一言が、僕の支えになった。
もうひとつ、大きく変わったのは“目的意識”だ。
最初は「稼ぐために書く」という意識が強かったけれど、
今は「誰かに届くものを書きたい」と思うようになった。
結果的にそれが信頼につながり、やがて収益にもつながっていく——
そう信じられるようになったのは、継続したからこそ見えた変化だった。
92記事という数字は、誰でも積み上げられる。
特別な才能や環境がなくても、やろうと思えばできる。
でも、本当に大切なのは「やり続ける意思を持てるかどうか」だと、今なら言える。
書き続けたその先に、必ず“自分だけの景色”がある。
それが見えてきた今、僕はもう少し先まで、この道を歩いていこうと思っている。