情報発信が続かない人へ|完璧主義を捨てて継続できた僕の実体験とコツ

ブログやSNS、noteなどで情報発信を始めたけれど、気づけば続かなくなっていた――
そんな経験はありませんか?

実は、僕もまさにそうでした。
何度も「今度こそ続けよう」と思って始めるものの、思ったような反応が得られなかったり、投稿が面倒になったりして、すぐに挫折してしまう。
「結局またダメだった…」と自己嫌悪に陥ることの繰り返しでした。

でも、あるとき気づいたんです。
情報発信が続かないのは、モチベーションが足りないからじゃなく、“完璧主義”に縛られていたからだと。

「ちゃんと書かないと意味がない」
「毎日投稿しなきゃ」
「誰かの役に立たないとダメだ」

そんなふうに、自分に過剰なプレッシャーをかけていたことで、継続する前に心が折れてしまっていたのです。

この記事では、
僕自身がどのように完璧主義を手放し、情報発信を“無理なく習慣化”できるようになったのか、
そしてモチベーションに頼らず続けるための具体的な方法や考え方をお伝えします。

情報発信が三日坊主で終わってしまう人や、頑張ってるのに結果が出ずに悩んでいる人にとって、
少しでもヒントになる記事になれば嬉しいです。

情報発信が続かない…何度も挫折してきた僕の実体験

「情報発信で収益化したい」「自分の考えや経験を発信して誰かの役に立ちたい」
そんな想いから、僕もnoteやSNS、ブログなどで何度も情報発信にチャレンジしてきました。

でも、結果はいつも同じ。
続かない。挫折する。自己嫌悪。
この繰り返しでした。

最初は「毎日投稿を頑張ろう」と意気込むんです。
でも、数日経つとアクセスも反応もほとんどなくて、やる気がどんどん下がっていく。
「こんなに頑張っているのに、誰にも届いていない…」
そう感じたとき、モチベーションは簡単に折れてしまいます。

投稿をやめてしまうと、「また三日坊主か」「自分には才能がないのかもしれない」と自分を責めてしまい、どんどん発信から離れていきました。


●「なぜ続かないのか?」と向き合った結果見えてきたもの

そんな自分を変えたいと思い、あるとき改めて考えてみました。
「なぜ、自分はこんなにも続けられないのか?」
「モチベーションがないから?才能がないから?」

自問自答を繰り返す中で、ようやく気づいたことがあります。
それは、自分が“完璧主義”に縛られていたということでした。


●完璧を求めすぎることで、自分を苦しめていた

・中途半端な記事は出しちゃいけない
・誰かの役に立たない投稿なんて意味がない
・毎日ちゃんと投稿できなきゃ、続ける意味がない

そんな思い込みが、自分の行動をどんどん重たくしていたんです。
理想が高すぎて、行動のハードルも上がる。
結果として、気持ちも体力もついていかなくなって、挫折してしまう。

つまり、情報発信が続かなかったのは、意志が弱いからでも、才能がないからでもない。
「完璧であろう」としすぎたことが、すべての元凶だったんです。

情報発信が続かない3つの根本原因とは?

「続けようと思っても、どうしても挫折してしまう」
情報発信をやめてしまう人の多くは、「やる気が足りなかった」と自分を責めがちです。

でも実際は、モチベーションだけの問題ではありません。
僕自身の経験から見えてきた「情報発信が続かない根本的な理由」は、次の3つでした。


1. 情報量不足|リサーチせずに始めてしまう

情報発信を始める前に、

  • どんなジャンルに需要があるのか?
  • どの媒体が自分に合っているのか?
  • 誰に向けて何を伝えたいのか?

このような基本的なリサーチをしないまま、いきなり発信を始めていませんか?

僕も最初は「思いついたことをとにかく書けばいい」と考えて始めましたが、結果は見事に空振り。
誰にも届かず、アクセスも伸びず、書く意味を見失ってしまったんです。

つまり、「情報が足りていない状態で動き出すと、成果が出る前に心が折れる」というのが、最初の落とし穴でした。


2. 行動量不足|圧倒的に“発信量”が足りない

もうひとつの原因は、「投稿数の少なさ」です。

SNSもブログも、基本的には「継続的な発信」が前提です。
1〜2回投稿しただけで反応があるケースはごくまれ。
特にSNSでは、投稿した情報がすぐに埋もれてしまうため、一定量の“行動”が必要不可欠です。

僕も最初は1日1投稿できたら満足していましたが、それでは明らかに情報が足りず、見てもらえる機会も少なかったんです。

結果、「どうせ見られないし…」と諦めてしまう。
これが、発信が続かない2つ目の理由でした。


3. 資金不足|ツールや広告への投資を避けていた

「なるべくお金をかけずに情報発信したい」
この気持ちはよくわかります。僕も同じでした。

しかし、成果を出している人たちを見ると、ツールの導入や広告出稿など“必要な投資”をきちんと行っているんです。

たとえば、

  • X(旧Twitter)でのプロモーション機能
  • note記事を有料で広める広告
  • キーワード選定や分析ができる有料SEOツール

こうしたツールを上手に使えば、時間と労力を大幅にカットし、発信の成果を高めることができます。

お金をかけないことにこだわっていた僕は、その分だけ遠回りして、結果が出るまでに時間がかかってしまいました。


まとめ:3つの原因は“完璧主義”から生まれていた

・ちゃんと調べてからじゃないと不安
・中途半端にやるのがイヤだから、最初から全力でやろうとする
・お金を使うのは悪だという思い込み

こうした考え方は、すべて「完璧を目指しすぎる」完璧主義から来ていたと、今では思います。

次の章では、この完璧主義を手放したことで、どうやって情報発信が“自然に続くもの”になったのか、その変化についてお話しします。

完璧主義を手放したら、ようやく“続けられる”ようになった

僕が何度も情報発信に挫折してきた理由――
それは、「中途半端なことはしたくない」という完璧主義の思い込みでした。

「ちゃんと伝わる文章じゃないとダメ」
「毎日5記事投稿しないと意味がない」
「誰にも読まれない投稿は恥ずかしい」

こうした理想を掲げては、自分にプレッシャーをかけ、結局その重さに耐えきれず手が止まる…。
この悪循環を、何度も繰り返してきました。

でもある日、ふと気づいたんです。
「完璧を目指すから、いつも挫折していたんじゃないか?」と。


● 完璧を求めるより、“とにかく出す”ことを優先する

そこからは考え方を大きく変えました。

・「1日5記事投稿」から、「1記事書けたらOK」へ
・文章が荒くても、まずは出してみる
・反応がなくても、それが今の実力だと受け入れる

こうやって“完璧”を手放すようにしたんです。

すると、不思議なくらい気持ちが軽くなり、発信が止まらなくなりました。
それまでは「投稿しなきゃ…」と気が重かったのに、今では「今日も1つ何か書いてみよう」と自然に行動できるようになったんです。


● 小さな成功体験が“続ける力”になる

完璧を目指すのをやめてから、少しずつですが成果も出てきました。

たとえば、noteで5記事ほど有料投稿したところ、初月で3記事が売れて500円の収益が出ました。
たった500円でも、「自分の文章に価値を感じてくれる人がいる」と実感できたことが、ものすごく励みになりました。

また、ブログでは毎日3記事ずつ投稿を続けていたら、3か月後にはGoogle検索からの流入が増え始めました。
こうした小さな結果の積み重ねが、継続の原動力になったんです。


● 自分を責めないマインドが、継続のカギ

今の僕は、「今日は1記事も書けなかった」と思っても、もう自分を責めません。
「そんな日もある」「明日またやればいい」
そうやって、“できなかった自分”も受け入れるようにしたら、継続がすごく楽になったんです。

完璧じゃなくていい。
むしろ、自分に合ったペースで“続けられるやり方”を見つけることが、情報発信においては何よりも大事だと、今は強く感じています。

僕が実践している“情報発信を仕組み化する方法”

情報発信を続けるには、「気合い」や「モチベーション」だけでは限界があります。
実際、僕も以前は“やる気”だけで乗り切ろうとして、何度も挫折しました。

そこで今は、気分に左右されずに発信を継続できるよう、仕組みで続けられる環境づくりを意識しています。

この章では、僕が実際に取り入れている「情報発信を仕組み化する方法」をご紹介します。


1. キーワード管理はExcelで“見える化”

まず始めたのが、発信したい内容をあらかじめリスト化することでした。
僕はAIツールを使って、ブログやnote、X(旧Twitter)で発信したいキーワードを100個抽出し、Excelにまとめています。

Excel上では、

  • キーワード
  • 発信媒体(note・X・ブログなど)
  • 投稿日
  • 投稿済みかどうか(色分けで管理)

このように管理して、何をどこで発信したかをひと目で確認できる状態にしています。

この「見える化」をすることで、毎日の発信内容に迷わず、スムーズに行動できるようになりました。


2. noteとX(旧Twitter)の“連携投稿”でアクセスを循環

僕はnoteとXをセットで運用しています。
noteに記事を投稿したら、そのリンクをXで紹介し、読者を誘導する流れです。

加えて、Xでは日常の気づきや作業ログなども投稿することで、“この人は発信を続けている”という印象を積み重ねています。

このように「ブログ・note=資産型コンテンツ」+「SNS=拡散と接点づくり」を意識して運用すると、相乗効果でアクセスが伸びていきました。


3. AIやクラウドソーシングで負担を減らす

以前の僕は、情報発信をすべて1人でこなそうとして、毎回ヘトヘトになっていました。
でも今は、外部の力を借りることで効率よく進めるようにしています。

たとえば:

  • ChatGPTに記事の構成やタイトル案を相談する
  • ネタ出しや下書きをAIに任せて、自分は加筆・修正に集中
  • クラウドソーシングで苦手な作業を外注する

こうすることで、作業負担が激減し、ストレスなく続けられるようになりました。


4. 毎日の“発信時間”を決めて習慣化

もう一つ大事なのが、「いつ発信するか」をルール化することです。
僕の場合は、**朝起きてからの1時間を“情報発信タイム”**と決めています。

この時間に、note記事を書いたり、Xの投稿を予約したりすることで、
「発信するのが当たり前」という感覚が少しずつ身についてきました。

習慣化することで、“やらなきゃ…”から“今日もやるか”に気持ちが変化してきたのを感じています。

発信の目的は「お金」ではなく「社会貢献」にする

情報発信を始める理由として、「収益化したい」「副業にしたい」という気持ちは自然なことです。
僕も最初は、「noteの記事が売れたら嬉しいな」「ブログで広告収入を得たい」と思って始めました。

ですが、続けていく中で気づいたことがあります。
それは、お金だけを目的にすると、発信が苦しくなってしまうということでした。


● お金を目的にすると、すぐに心が折れる

たとえば、何時間もかけて記事を書いたのに、まったく売れなかった。
SNSに投稿しても、いいねも反応もゼロ。

そんな状態が続くと、
「こんなに頑張ってるのに稼げない…」
「やっぱり自分には向いてないのかも…」
と、どんどん気持ちが落ち込んでいきます。

発信内容も、「読者のため」より「どう売るか」に偏ってしまい、結果として誰にも響かない文章になってしまう。
これは僕自身が経験した、失敗パターンのひとつでした。


● 稼ぐことより「役に立つこと」を優先する

そこで、僕は発信の軸を**「どうすれば人の役に立てるか?」**に変えることにしました。
言い換えれば、「お金」よりも「社会貢献」を目的にするということです。

誰かの悩みを軽くしたり、背中を押したり、少しでも前向きな気持ちになれるような発信を目指す。
そうすることで、自分自身の気持ちも安定し、発信を“続けたい”と思えるようになったんです。


● 稼げないのは「まだ価値を届けきれていないだけ」

今の僕は、収益が出なくても「自分の発信がまだ誰かの役に立ちきれていないんだな」と前向きに捉えるようにしています。

もちろん、ビジネスとしての視点も必要ですが、焦る必要はありません。
まずはしっかりと、“価値ある情報”を届けることに集中する
結果は、あとからついてくるものだと信じています。


● 読者は“本音”と“誠意”を見抜く

SNSやネット上には、お金の匂いが強すぎる発信があふれています。
「売りたい」「稼ぎたい」という気持ちが前面に出すぎると、読者にとっては信頼しにくいものになってしまいます。

だからこそ、僕はいつも「自分だったら、こんな投稿を読みたいか?」という視点を忘れないようにしています。
本音で、誠実に、役立つ情報を届ける――
それが、結果的に読者との信頼を築き、長く続けられる発信になると信じています。

完璧じゃなくてもいい。続けた人だけが見える景色がある

情報発信をしていると、誰にも読まれなかったり、まったく反応がなかったりして、心が折れそうになることがあります。
僕も最初の頃は、noteを投稿してもいいねゼロ、ブログはアクセス0が何日も続きました。

そんなとき、頭に浮かぶのは「やっぱり自分には向いてないんじゃないか」という言葉。
でも今ならはっきり言えます。

続けることさえできれば、必ず何かが変わる。
完璧じゃなくてもいいんです。
大切なのは、止まらないこと。


● 最初は誰でも無名で、誰にも読まれない

どんな人気ブロガーも、最初はゼロからのスタートです。
SNSのフォロワーもいない、記事を読んでくれる人もいない。
それでもコツコツ続けたからこそ、信頼が積み重なり、ファンができ、収益が生まれていったんです。

僕自身、投稿しても誰からも反応がなかった時期が長くありました。
でも、**「読まれないのが普通」**と開き直って書き続けた結果、少しずつアクセスが伸びたり、感想をもらえるようになったりと、確かな変化が起きました。


● 小さな変化を楽しめる人が、最後に勝つ

noteで500円でも収益が出たこと。
ブログに初めてGoogle検索からの流入があったこと。
Xで初めて「いいね」がついたこと。

こうした“小さな成功体験”を大切にしていくと、次第に気持ちに余裕が生まれ、発信そのものが楽しくなってきます。

たとえ完璧じゃなくても、昨日より1ミリでも前に進めていたら、それで十分なんです。


● 続けることで、自分の変化に気づけるようになる

継続していると、ふとしたときに「文章を書くのが前よりスムーズになったな」とか
「このテーマなら読まれやすいかも」といった分析が自然にできるようになります。

これは、続けた人にしか見えない景色です。
途中で諦めていたら、自分の変化にも、成長にも気づけなかったと思います。


● 最後に伝えたいこと

情報発信を続けることは、たしかに簡単ではありません。
でも、完璧を目指す必要はないし、最初から結果を出す必要もありません。

「完璧じゃなくても、自分なりにやってみよう」
「今日は少しだけでも前に進めたらOK」

そうやって、“できたこと”に目を向けながら進むだけで、発信は必ず力になっていきます。

続けた人にしか見えない景色が、きっとあなたにも待っています。

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