フリーランスで収入ゼロ…信頼も実績もない状態から抜け出すために僕が最初にやったこと
「フリーランスって自由そうでいいな」
そんなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
たしかに、時間も場所も自分で決められる働き方には魅力があります。
でも実際に飛び込んでみると、一番最初に直面するのは“収入ゼロ”という現実です。
僕自身、会社を辞めてフリーランスになったものの、
特別なスキルや実績があるわけでもなく、SNSのフォロワーもゼロ。
当然、すぐに収入が得られるような状況ではありませんでした。
「こんな自分に、誰が仕事を依頼してくれるんだろう…」
「このまま収入がない状態が続いたらどうしよう…」
不安で眠れない日もありました。
でも、そんな状態から少しずつ抜け出すきっかけとなったのは、
“たったひとつの意識の変化”でした。
この記事では、
信頼も実績もなかった僕が、収入ゼロのフリーランス生活をどうやって立て直していったのか
その体験をリアルにお話しします。
「今まさに不安でいっぱい」
「どう動けばいいか分からない」
そんなあなたにとって、少しでもヒントになる記事になれば嬉しいです。
第1章|信頼も実績もない状態で始めたフリーランスの現実

僕がフリーランスとして独立したのは、40歳のとき。
会社の将来性に不安を感じ、「このままここにいても成長できない」と思い切って退職しました。
ただし、その時点で副業の実績もなければ、顧客もゼロ。
「とにかく自分で稼いでみたい」という想いだけで、フリーランスの世界に飛び込みました。
…でも、いざ始めてみると、現実はとても厳しいものでした。
どれだけ時間があっても、やるべき仕事がない。
SNSに投稿しても反応はゼロ。ブログも誰にも読まれない。
「何をしても空回りしてる気がする…」そんな感覚に襲われる日々が続きました。
特に厳しかったのは、“自分にはまだ信頼がない”という現実です。
会社員時代には、社名や肩書きがあることである程度の信頼を得ていましたが、
フリーランスになると、それが一気にゼロになります。
SNSで発信しても、「この人は誰?」「実績は?」と思われて終わりです。
自分がどれだけ本気でも、相手にとっては“何者でもない人”なんですよね。
このとき、僕は痛感しました。
「実績や信頼のない状態では、どんなに頑張っても“収入にはつながらない”」という現実を。
「実績や信頼のない状態では、どんなに頑張っても“収入にはつながらない”」という現実を。
多くの人がフリーランスになる前に、
多くの人がフリーランスになる前に、
・副業で土台を作る
・SNSやブログで認知度を高めておく
・信頼できる人脈を築いておく
といった準備をしますが、僕はそれをせずに飛び込んだんです。
だからこそ、ゼロから信頼を得るために何をすればいいのか、真剣に考えざるを得ませんでした。
そこでようやく、「信頼を得ることが最優先だ」という意識に切り替わっていきました。
第2章|収入ゼロから抜け出すために最初に意識した“たった一つのこと”

「どうしたら仕事がもらえるんだろう」
「何をすれば収入につながるんだろう」
フリーランスとして収入ゼロの状態が続くなかで、僕はずっとこの問いと向き合っていました。
しかし、スキルも実績もない自分が、「すぐに稼げる方法」ばかりを探しても、うまくいくはずがありません。
それどころか、焦れば焦るほど、判断を誤って空回りしてしまうことも多かったです。
そんな中でようやくたどり着いたのが、
「まずは信頼を得ることに集中しよう」というシンプルな答えでした。
どんなに良い情報を発信しても、どんなに時間をかけて記事を書いても、
「この人の言うことなら信じてみよう」と思ってもらえなければ、何も始まりません。
じゃあ、信頼を得るには何が必要か?
僕がたどり着いた答えは、
「実体験を、飾らずにそのまま伝えること」でした。
うまくいった話ではなく、失敗した話。
悩んだことや恥ずかしかったこと、情けなかったエピソード。
そういう“等身大のリアル”こそが、人の心に届くと感じたんです。
そしてもうひとつ、大事にしたのが**「完璧を目指さないこと」**でした。
最初の頃は、「どうせ出すならしっかりしたものを」と、1つの投稿に何時間もかけていました。
でも、それでは継続ができない。
手間がかかる→期待値が上がる→反応がないと落ち込む→発信が止まる。
この悪循環に、何度もハマりました。
だから僕は「最低限、伝わればOK」という気持ちで、気楽に発信することにしたんです。
すると、肩の力が抜けて投稿の頻度も上がり、自然と継続できるようになりました。
小さな一歩でも、積み重ねていくことで道が開ける。
それが、ようやく見えてきた瞬間でした。
第3章|小さな発信の積み重ねが、信頼と収入につながっていった

「完璧じゃなくていい。伝わればそれでいい。」
そう思えるようになってから、僕の情報発信は一気に加速しました。
最初の頃は、1つの記事を書くのに何時間もかかっていましたが、
今では「少しでも誰かの役に立てばいい」という軽い気持ちで、短時間でも投稿できるようになりました。
当然、最初は反応なんてありません。
アクセスもゼロ、フォロワーもゼロ。
それでも、淡々と毎日発信を続けました。
ある日、たった一人の読者からコメントをもらいました。
「まさに今の自分と重なりました」「読んで少し前向きになれました」――そんな言葉でした。
そのとき初めて、「あ、自分の言葉って、誰かに届くんだ」と実感できたんです。
その瞬間は、小さくても確実な“信頼の芽”でした。
発信を重ねることで、少しずつですが共感の声やフォローが増えていきました。
そして、継続していると「どうやらこのテーマは反応がいいな」とか、
「この言い回しはスルーされやすいな」といった傾向も見えてきます。
それを分析して、改善して、また投稿する。
このサイクルを繰り返すことで、発信の質も自然と上がっていきました。
すると、少しずつですが、
「この人になら相談したい」「お願いしてみたい」といった仕事の話も舞い込むようになったんです。
最初は収入ゼロだった僕が、自分の発信をきっかけに、
“信頼してもらえる人間”として少しずつ認知されていく感覚。
それは何よりの自信になりました。
一気に収入が増えたわけではありませんが、
確実に、「ゼロではない何か」が積み上がっている実感がありました。
小さな発信でも、継続していけばちゃんと届く。
その事実が、フリーランスとしての未来を支える大きな支柱になったのです。
第4章|信頼はすぐに得られない。でも諦めなければ収入になる

情報発信を始めたばかりの頃、僕は「どうしたら早く稼げるか」ばかり考えていました。
収入がない不安、将来が見えない焦り、そして「このままで大丈夫なのか」という自己否定。
そういった負の感情が、常に頭の中をぐるぐる回っていました。
でも、フリーランスとして生きていくには、焦りではなく“信頼”が何よりも大事だと身をもって痛感しました。
信頼がなければ、どんなにいい商品を作っても、どれだけ価値ある情報を発信しても、誰も見向きもしません。
逆に、信頼があれば、それが未完成なコンテンツであっても「この人から買いたい」と思ってもらえるんです。
信頼は、一瞬で築けるものではありません。
何度も発信を重ね、誠実な姿勢を貫き、地道に積み重ねていくしかない。
最初の数ヶ月、何の反応も得られないまま発信を続けるのは正直キツいです。
「自分には才能がないのかも」「やっぱり向いてなかったのかもしれない」と、何度も思いました。
でも、あるときふと見返すと、
・少しずつ記事へのリアクションが増えていたり
・過去の記事が検索経由で読まれていたり
・小さな仕事の問い合わせが来ていたり
以前とは明らかに違う変化が起きていたんです。
それはまさに、信頼が少しずつ積み上がってきた証拠でした。
フリーランスで収入ゼロの状態が長く続くと、不安で諦めたくなる瞬間が必ず訪れます。
でも、そこで投げ出さずに「小さな信頼を積むこと」を続けていけば、
やがて収入という形で返ってきます。
諦めずに、正しい方向で地道にやり続けること。
それが、何より確実な“収入につながる力”になると、僕は今も信じています。
まとめ|今、収入ゼロで不安なあなたへ
フリーランスという働き方は、自由である反面、すべてが自己責任です。
特にスタート直後の「収入ゼロ」の時期は、不安や焦り、孤独と向き合わなければいけません。
僕もまさにその状況にいました。
何をしても反応がなく、収入もゼロ。
「このまま続けて意味があるんだろうか」と悩む毎日でした。
でも、そんな不安定な時期だからこそ、
“信頼を積み上げること”に集中するのが大切です。
・自分の実体験を、飾らずに発信する
・完璧を求めすぎず、継続できるペースで動く
・反応がなくても、淡々と続ける
この3つを意識して行動し続けた結果、僕は少しずつ信頼を得られるようになり、
やがて収入という形で成果が見えるようになりました。
成果が出るまでには時間がかかるかもしれません。
でも、“信頼される人になる努力”は、決して裏切りません。
今、もしあなたが「収入ゼロで不安だ」と感じているなら、
その気持ちは決して間違っていませんし、あなただけではありません。
大切なのは、そこで諦めるか、続けるか。
未来を変える力は、いつだって「今日の一歩」にあります。
あなたの小さな行動が、未来の収入につながっていくことを、僕は心から願っています。